夢の居場所を信じて ぶどう色の空になるまで 壊れるくらい情熱を燃やした つぶれかけた体に 彼女は泣いていた 夏の太陽 走って追い掛けても 見え隠れする 水色の雫 神様お願い聞いて 夢の世界に連れてって 目を閉じたまま知らんぷり 可哀相な手のひら 両手にサヨナラを詰め込んで 涙を拭う暇もない こぼれ落ちた夜の涙を 彼女はやさしく抱き締めた お気に入りのグローブを 後輩に託して 夢も預けた
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