sky friend?

彩茶  2009-04-26投稿
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−次の日の朝…−
「おはよー雲夢くん。」そらがキッチンで目玉焼きを焼きながら言った。「おはよーそらちゃん。今日は何するの?」
「とくに決めてないんだよね…」
そらはトーストと目玉焼きをテーブルに置くと、椅子に座って考え込んだ。
「じゃあ…友だちがいなくて行けなかったり所に一緒に行ってくれる?」「友だちがいなくて行けなかった所?」

「あー!雲夢くん!強すぎるよ!ちょっとは手加減してよ?」
2人はゲームセンターにあるホッケーをしていたが、雲夢が上手すぎてそらは全く歯が立たなかった。
「ごめん、ごめん。でもつい夢中になっちゃって…」
雲夢は笑いながら言った。
カーン、カーン、カーンホッケーのゲーム終了の音が鳴った。
「あ…終わっちゃった」「勝っちゃった。」
雲夢はそらの方を向くと、そらはムスッとしていた。
「ごめん、そらちゃん…お詫びに何かするから…てあれなに?」
雲夢の指先にはプリクラ機があって、数人の女子生徒とその彼氏と思われる男子生徒ができたプリクラを見て笑っていた。「あぁ…プリクラだね。写真のシールを作る機械だよ。」
「じゃあ…一緒撮ろうよ!今日の記念に!」
雲夢はそう言うとそらの手を引いてプリクラ機に向かった。
「えぇ!わたしやったこと無いんだけど〜」

「プリクラ撮るのかがあんなに楽しいとは思ってなかった…」
そらの手には撮ったばかりのプリクラがしっかり握られていた。
「これで僕と過ごした証拠ができたね…」
雲夢は寂しそうに言った。

雲夢が雲に戻るまで
あと1日…。

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