気が付くと見知らぬベットの上だった。意識が朦朧としている。回りを見渡しても誰もいない。もう一度目を瞑り、なぜここにいるのか?ここはどこなのか?考えていると、ガラガラと扉が音を立て開いた。白衣を着た人…それと……
『母さん!?』
いきなり大声を出してしまった。すると、母さんが俺の方へ走り気味でやってきた。
母さん『拓海…大丈夫なの?』
大丈夫なの?って、俺は大丈夫……じゃないよな…。なぜなら俺は今、病院のベットの上にいるのだから。なぜここにいるのかはわからないが、ここが病院だという事はわかった。
母さん『佐野先生…拓海は大丈夫なんでしょうか?』
佐野先生?
あぁ、母さんと一緒に入ってきた白衣を着た人は、医者だったのか。
佐野先生『今のところ異常はないみたいですね』
母さん『そうですかぁ、よかった』
俺『あの〜なんで俺病院にいるんですか?』
なぜここにいるのか知りたくて、聞いてみた。
俺はなぜここにいるのか、母さんから事情を聞いた……………
続く