私は幽霊を見たことがある。
これは私が実際に体験した話である。
私が中学2年の時だった…
私の学校では年に一度必ず登山をする。
しかし中学2年の時だけは違った。
1日かけて山に登山をするのが伝統だ。
その山は蝶が岳だ。
私が幽霊を見たのはその山ではない。
その登山の為の予行登山と言うものがあった。
伊豆が岳に登った。
私が幽霊を見たのはそこだ。
後で知ったがそこは幽霊スポットとしても有名らしい。
私は友人と一緒にその山を登っていた。
かなり登った所でだんだん薄い霧が出て来た。
私達はその時に道に迷った。
その時はすぐに道に迷ったと思ったが繋がっているかと思い少し先まで進んでいた。
そこで私達は幽霊を見た。
実際は幽霊ではなかったのかも知れないが私達は幽霊と呼んでいる。
私はその時までは幽霊は信じない人間だった。
道に迷っているかも知れないという不安
歩くのがつらい体力
薄い霧
周りには木が生えている
その中の何気ない一本、私達の20m先の方に生えていた木に幽霊はいた。
よく有りがちな話かも知れないが、火の無いところに煙は立たない。という言葉がある。
白い服に長い髪、遠かった為にそれ以上は確認してない。
その幽霊は木の後ろにいた。
そして体の半分だけをこちらに出して私達を見ていた。
最初は私達の学年の女の先生だと思った。
道があっていたという安心感でホッとして進んでいた。
だがすぐに気づいた。
それは先生ではなかった。
よくわからない第六感、のようなものが私の体に告げていた。
逃げた。
ひたすらきた道を友人と走った。
ホラー映画のような前に進んで確認する、というのは不可能だ。
これは見た人にしかわからないだろう。
その後、私達は普通に帰れたし今は何も感じない。
だけど一人で遠くまで人のいない所をみるのは怖い。
また見られてる気がして