体温はまだすぐれない
病室は薄暗い気配ためて
声も途切れ途切れになる
早く…言わなくちゃ
ネジが外れた玩具みたいに
自分で自分が解らない
怖いよ、私はどうなるの?
本当はわかっているけれど
千羽鶴、たくさんの願い
君の想い、私を見守ってくれている
君に贈る言葉が見つからないよ
「アリガトウ」それぢゃあ足らない気がして
弱虫な私を最後まで支えてくれた君に
思い出 涙 全部 渇いちゃうなんてイヤだよ
だから ねぇ 笑顔で見送って
私以外にもね 君には素敵な誰かがいるはずだから
後ろ 振り返らないで
これから何千、何万回
君を想っても届かない
そんな事実が瞼を熱くさせる
それでも君を見守ると
約束するから
忘れないで
君に贈る言葉が見つからないよ
「アリガトウ」それぢゃあ足らない気がして
弱虫な私を最後まで支えてくれた君に
思い出 涙 全部 渇いちゃうなんてイヤだよ
だから ねぇ 笑顔で見送って
私以外にもね 君には素敵な誰かがいるはずだから
後ろ 振り返らないで
君の笑顔が嬉しくて悲しくて
「アリガトウ」そんな言葉より強く抱きしめた
泣き虫な私はまた泣いちゃったね
永遠 約束 別れ 繰り返す輪廻のなかで
またいつか 会えるかな
ありもしない希望に縋ってしまう
もう
振り返らないと決めたのに……
「アリガトウ」 君に届くように