ひと夏の恋(番外編)

メグ  2006-07-14投稿
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私が空にいったのは、原口くんも見送って、82歳になってからだった。空にいくと私の体は高校時代の姿に変わった。
「ユメ!」
振り返ると大地と高校時代の原口くんがいた。私は泣きながら二人に駆け寄った。
「二人に会いたかったよ」
「俺たちも!!」
「でも、お前すげー長生きしたな(笑)」
大地は笑いながら言った。
「まぁユメの取りえは元気だけだったからね!原口くん死ぬの早いんだもん60代なんて」「しょうがないだろう!病気だったんだから!!」
「しょうがなくない!!」
大地は呆れ顔で言った「はいはい天国まできて夫婦喧嘩はやめましょう!」
私と原口くんは声を揃えて言った。
「天国では大地が夫だろ(でしょ)?」
「えっ?もしかしてあの約束覚えた?・・」「当たり前じゃん!」「今、めちゃくちゃ感動した・・ありがとう二人とも!でも原口は何になるわけ?」
「うーん。浮気相手?」
「は?!ユメそれは酷いだろう!」
二人は声を揃えて言った。
「じょ、冗談だよ!(笑)」
少し本当本気だった(笑)
「俊ちゃん(原口)は今までどうり夫だよ」私は言った。すると原口くんが大地に
「天国では二人夫がいてもいいわけ?(笑)」
「ま、まぁ良いんじゃね?(笑)」
私は二人を見て言った「じゃぁユメは二人の夫に愛されて世界一の幸せ者だね(^O^)」
すると大地が変な事を言い出した。
「そういえば、お前らの時代少子高齢時代じゃん?お前ら子供何人いたの?」
「えっ・・・」
私と原口くんは言葉が詰まった。
「何、黙ってんだよ!早く言えよ!」
「5人・・・」
「5人?!」
「じゃなくて・・7人」
大地は目を丸くした
「ひ、7人?!おい!原口!!俺は幸せにしろって書いたけど、いっぱい愛し合えとは書いてないぞ!!」
「い、良いじゃん大地!ユメたち幸せで愛し合ったんだから!!」「そうそう!それに俺サッカー選手だったからお金もいっぱいあったんだよ」
大地は・・・
「じゃぁ俺は原口以上に愛し合う!!!!」「はぁ?!」
私と原口くんは呆れながら言った。
その時
バシッ!!
「イテー!!誰だよ殴ったの!!」
「天国では性行為禁止よ!!大地くん」
そこには高校時代の千穂がいた。
「千穂(中武)?!」
これから天国でも色ありそうです・・・

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