『一緒にいてくれるだけで、それだけでいい』
貴方のその言葉が真実ならば
私は生きている意味を得る事が出来る
私の存在している意味も
その喜びも
貴方の優しさに触れる度
深い悲しみを感じる
私には勿体ない位で
嬉しく思ったり
それを本当に信じてしまっていいのかと疑ってしまったり
一体私はどうしたいのだろう
『一杯行きたいお店見付けな。そしたらその分一杯一緒に過ごせるから』
本当に貴方は優しくて
私の事を考えてくれる
『行きたいって言う所なら何処だって一緒に行きたい』
優しいけど貴方は嘘付きね
何処でもなんて嘘
『いつでも考えてるよ』
それも嘘
貴方には限度があるはず
信じる事しか出来なかったのに
近頃は情緒不安定なのだろうか
貴方の言葉が思いやりが胸に突き刺さる
貴方との立場の違い
それをどうしても感じてしまう
始めから分かっていた事なのに
『俺には勿体ないよ』
その言葉を聞いて虚しくなった
そうかもしれない
自意識過剰なのではない
ただ何となくそんな気がした
私はまだ一人だし自由だってある
貴方は私だけではない
私を手に入れ幸せそうに笑う
いつ私が離れて行っても可笑しくはないのだから
最近何だか疲れた
相変わらず食欲もなく少し痩せた
体調もあまり優れない
どうかしている
貴方を好きだという気持ちだけではやり切れない
明日は貴方と約束がある
またちゃんと笑顔でいないと
貴方の幸せは沢山願っている
『ただ傍にいて』
貴方がそう言うから『さよなら』まではしっかり手を繋いでいるから
でも少しは私にも肩の力を抜かせて
良く見せようとしてきたけど弱さも見て
私貴方が思ってる程良い女じゃないよ
いつかは違う人の所へ行ってしまうよ
少しは貴方も焦ってみてよ