彼氏いない歴15年のアタシは
たった今、その歴史に幕を閉じた。
「好きです。」
目の前に立っている彼の口から出た
言葉は、宙を舞いアタシの耳に届く。
「はい。」
そしてまた、アタシの言葉も同じ。
こうして付き合うことになった。
でも…
「きゃっ。」
「うるせー、大人しくしてろ!」
そう、ラブホの一室に響き渡る声。
あの日の彼とは全くの別人のようで…。
「アッ…」
彼の指が、体中をなぞる。
その度にアタシの声が漏れる。
順序をたどって行くにつれ、激しさは増すばかりだった…。
「いやッッ…ん……アァッッ//」
ぴちゃぴちゃと音を立てながら、彼はその舌でアタシを犯す。
「あぁんッ…」
もうダメと言わんばかりに、口からあれきごえが漏れて行く。
すると彼は、ズボンを脱ぎそこに現れたものを、アタシの中に挿した。
「アァァッッッ…」
何度も腰を振る彼。
その度に、ベッドがギシギシ音をたてる。
「でる…」
彼はそう言って、アタシの中に出した。
「アッ…アァ…」
感じる度に、声が漏れる。
そしてアタシ達は、ラブホを後にした。
それから一週間が経ち…
アタシは妊娠したことを知った。
その事を彼に伝えるとアタシの手をとり
「おめでと、俺が18になったら結婚しよ」
そう言ってくれた。
あの日、初めて無理矢理、彼にラブホに連れて行かれたのは怖かったけど…
今では、幸せな想い出…。