制服時代??

なぉ  2009-05-01投稿
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季節は巡り、夏祭りの季節になっていた。
あれから理沙は毎日元気に登校している。
理沙には中野がついてる。

私は…と言うとあれ以来、中野ともきまづいし…
久遠とも表面上の委員だけで、目も合わさない…
このままじゃ嫌だとは思うけど…どうしていいか答えなんて出ない。

「千夏ちゃん聞いた?」

「何が?」

「夏祭りの伝説!」

桜が嬉しそうに話す。

「夏祭りの夜、一緒に花火を見た二人は赤い糸で結ばれているらしいよ」

「桜は、本当に好きね…」

「だってすごくない?赤い糸だよ?」

桜のこういうところが可愛いし、癒される。

「ならあの人と見ないとね」

「もちろん!千夏ちゃんはどうするの?」

「私は…」

誰とも赤い糸つながってない気がする…

「私は委員だから当日も色々仕事があるの」

「え〜じゃぁ理沙ちゃんもだよね?」

「多分ね」

でも忙しいぐらいで丁度いい感じ…
理沙は…もう久遠のことはふっきれたって言ってたけど…

「千夏ちゃん…あの人…」

教室がなんかざわめきたっている。
桜が指差した先には満面の笑みで手をふる彼の姿が…

「ただいま〜千夏」

ん?ただいま?
どういうこと?

「どうしたの?」



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