俺は小説が嫌いだ。
しかしながら今、小説を読んでいる
読み終えたのは、第2章の途中までだ。
そもそも、この小説に惹かれたのは
目次に書かれた
第3章 女体の神秘
が気になったからだ。
しかし、この小説は、なぜだか知らないが
(最初から、しっかり読んでクダサイね)
を主張し、飛ばして読もうとすると
目的のページは見事に真っ白だった
・・・それでも俺は、第2章の途中までは読んだんだから・・
と、微かな期待を胸に
第3章の最初ページを開いた
「・・・・・やっぱダメか・・クソッ」
・・・白紙だった、ガッカリだ!
俺が肩を落としていると
小説のページがひとりでに
パラパラとめくれた
(最初から、しっかり読んでクダサイね)
目次の次のページにでかでかと書かれた文字が主張した。
「・・・・・・・・・・・・・。」
くそぅ。