読みヤスイ小説5

 2009-05-01投稿
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俺は小説が嫌いだ。

しかしながら今、小説を読んでいる


読み終えたのは、第2章の途中までだ。


そもそも、この小説に惹かれたのは

目次に書かれた


第3章 女体の神秘


が気になったからだ。


しかし、この小説は、なぜだか知らないが

(最初から、しっかり読んでクダサイね)


を主張し、飛ばして読もうとすると

目的のページは見事に真っ白だった



・・・それでも俺は、第2章の途中までは読んだんだから・・


と、微かな期待を胸に

第3章の最初ページを開いた



「・・・・・やっぱダメか・・クソッ」


・・・白紙だった、ガッカリだ!


俺が肩を落としていると

小説のページがひとりでに

パラパラとめくれた


(最初から、しっかり読んでクダサイね)


目次の次のページにでかでかと書かれた文字が主張した。



「・・・・・・・・・・・・・。」

くそぅ。



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