汚染 112

ふく  2009-05-02投稿
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残された時間は後どれ位なんだろう

この手の温もり
離れれば気持ちまで壊れそうになる
引き裂かれそうな想い
引き離されそうで怖い

いつもの貴方との食事
見つめられれば照れ臭くて言葉に詰まる
貴方の目を見れば愛は大きくなり『愛してる』が零れそうになる

手を繋いで散歩をして
夜空の下で抱き締められる
貴方の香りに包まれながら目を閉じれば先に見える別れを忘れたくなる

貴方に聞いた
まだ私の胸につかえている痛みを
苦しみ続けている想いを

『本当にあの人とは終わったの?』
確かめたい事
『終わったよ』
『関係が?それとも気持ちが?』
『俺の気持ちが』

どうしたって疑いは晴れてはくれない
言葉だけを信じれる事が出来れば笑える
だけど私はそんなに物分かりの良い方ではない
多分聞いても聞かなくても一緒だった
信じたい
そう強く思えば思う程苦しくて涙が頬を流れる
貴方に気付かれない様にそっと涙を拭った
貴方は何も言わず私の肩を摩った

信じてる
今は私を見ている
貴方といれるなら
隣に座っていられるのなら
貴方が私を信じていてくれる様に
私も貴方を信じよう

私の想いはそうやって空回りをするけど
その分長くいて
私はもう一人では立っていられないから
どんな言葉でも良い
少しの安心を私に与えて
崩れてしまう前にまたこうして私に手を差し延べて

不安定にしてしまうのが貴方のせいだとしたら
それを救えるのもきっと貴方だから

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