私は、友情なんてくだらないと思っていた……
ある日のことだった。その少女と出会ったのは……
その子の名前は、「結衣」。
この子との出会いは私のこれからの人生を大きくかえることになるなんて今は思ってもみなかった。
「おはよぅ!」
「ぉはよ…」
朝、学校の校門で、いつものようにあいさつをかわす。これが私の日常となっていた。
教室に入る。
私と結衣は同じクラス。
入ったとたん教室全体がざわつく。
みんな冷たい目で私達を見ていた……
「どうしたんだ」
私と結衣はイヤな予感がした。