―憎い…憎い…私はあいつを…許さない! 部屋から声がした。 周りの反応を見るに俺にしか聞こえていないらしい。 …あの声、幸? 「声がする…。」 「お前にも聞こえたのか夜宵?」 「解らない…。」 それっきりまた黙り込む。 「なぁ、幸は誰かを憎んでる?」 「唐突だね。憎んでるよ。」 その笑顔が怖い…。 でも次に幸は俺に銃を向けていた。
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