Blanc et Noir♯7

弥生24  2009-05-05投稿
閲覧数[216] 良い投票[0] 悪い投票[0]

第7話【黒の修道騎士団】

「ディル君?任務の帰り?」

自分の名前を呼ばれ、青年ディルはふと後ろを振り向いた。そこには一人の女性がいた。
長い金色の髪にエメラルドブルーの瞳。年齢はディルよりも少し上、二十代の半ばほど。

「シフォンさん・・・」

ディルは目の前に現れた女性の名を呼んだ。シフォンは小さく手を振るとディルの後ろに腰掛けた。

「私は今から任務なんだけど、帰りの列車だよね?」
「ハイ。今から帰る所です」

しばらくして汽車が再び止まった。するとシフォンは立ち上がり、荷物を手に取った。

「それじゃ、また今度」

「任務頑張って下さい。さようなら」

ディルがそういい終えるとシフォンはドアを開き列車を後にした。

黒の修道騎士団。
マナの力を使った戦士ミリティアを統率する団体。ディルやシフォン、その他のミリティアがそこに所属している

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 弥生24 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]
男子が夢中になる
ウルウル唇で誘惑…♪


▲ページトップ