LOVE&TRUTH〜恋の光 11

YUNA.  2009-05-05投稿
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―かれこれ、30分は語り合ったか。


神様からのご褒美だと、


私は思った。


…しかし、それもつかの間、


ゾロゾロと同じ高校の男子達が集まって来た。


明らかに同学年ではないと思った。


「同じテニス部の先輩」


高二が三人と、


高三が四人らしい。


「何で?」


「こないだの試合で、俺がしくじったから呼び出されたんだ(笑)」


その笑顔は無理していると、一瞬で分かった。


「何々、彼女ぉ??」


「偶然会っただけです」


「ちぇ、つまんねー」


そう言うと一人が、


松本の胸ぐらを掴んだ。


「お前はそこで、コイツのカッコ悪い所見てろ」


私は一人の先輩に掴まれた。


「こないだはよくも…」


一人の先輩が、松本の頬を殴る。


そして違う先輩が松本を蹴った。


痛々しいうめき声が公園に響いた。


「あの…、すぐ戻るので放してもらっていいですか?」


「じゃあ、5分で戻って来いよ」


私は開放された。


私は警察に電話をした。


しかし「くだらない」と断られてしまった。


警察がダメなら…


私はファミレスへ向かった。


高杉先輩達なら、何とかしてくれそう…。


私は息を切らしながら行った。


「あっ!!」


繁華街を覗いた時、


彼らの姿があった。


「あ、あいつ…」


私は会えた事の喜びで、


早くも涙が出そうになった。


「…ふうん。了解っ」


まず最初に神谷先輩が了解してくれた。


そして次々と…。


私はまたしても涙が出そうになった。


そして私は、


公園に案内した。


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