あれから、何度あなたとすれ違っただろう。
毎日が辛かったあの時。
そして、わたしは忘れる努力をした。
それなのに、気持ちが落ち着くと、あなたとすれ違う。
最後のメール。
別れの言葉で、たった一行だったけど、私はうれしかった。
以前のあなたが絶対やらない別れの言葉。
私はあなたが一歩進んでくれたと感じた。
でも、私はあなたに会えて良かった。
みんなはいろいろ言うけれど、あなたからいろんな事を学んだ。
私は次に進む為に、あなたに出会ったんだなぁと思っている。
今でも聞こえてくる、あなたの事。
今ここにいるのは、まだ辛いし、あなたを思い出す。
何故だろう。
忘れたいのに、あなたの事を思い出させる人が、次々表れてくるのは。
私も一歩進む為、この場所を離れようと思う。
簡単には行かないのは分かっている。
でも、私はこの場所にいてはいけないんだと感じる。
やっと見つけた好きな仕事を辞めるなんて、凄く弱い事も知っている。
こんなに狭い世の中始めて。
あなたに嫌な思いをさせたくない。
ただ、あなたに幸せになってほしい。
心からそう願っている。
体に気をつけて、幸せに。