君といた夏[2]

とも  2009-05-10投稿
閲覧数[157] 良い投票[0] 悪い投票[0]

5月08日

由里「もう学校には、慣れた?」

れいな「まぁまぁ慣れたかな。」

美帆「私なんか2年の直人君とデート行くんだよ」
と、美帆が自慢げに言ってきた。

由里「直人ってさ金髪の怖い人だよね、やめたほうがいいよ美帆」

美帆「怖くないもんカッコイイ人だよ〜」
と、美帆が言っていたら後ろから「おい美帆」
と、美帆を呼ぶ声が聞こえた。

2人組の男の人が歩いてきた。
1人は、金髪でピアスをたくさん付けた怖そうな人で、
もう1人は、茶髪で背の高いちょっと怖そうな人でした。

美帆が「直人」と、言いながら金髪の人の所に、走って行きました。

「あの茶髪の人、入学式の時ぶつかった人だ」
と、心の中で思いながら歩いていた時、男の人と、目が合いました。男の人の目は、鋭い目をしていました。
私は、怖くてその場を離れて行きました。



その日の放課後

私は、この頃学校の裏に住み着いている猫に、餌をあげてから帰っていました。
その日も、餌をあげに行きました。

「ねこは、元気かなぁ」
と、思っていたら、猫の前に茶髪の男の人がいました。

何をしているのか、気になったので近づいてみると、猫とじゃれて遊んでいました。

おもわず私は、「ぷっ」
と、笑ってしまいました。
彼は、私に気付いたみたいで立ち上がり、鋭い目で睨んできました。


しかし、その時私は彼に親近感を感じ、
「ねこが、好きなの?」
と、質問しました。

彼は、何も答えずその場を去って行きました。




帰り道、猫と遊ぶ彼を思い出し笑いながら帰りました。
「あんな顔もするんだな」


彼を勝手に怖がっていただけなのかなと思いました。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 とも 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
海外セレブを魅了☆
☆ピチピチのお肌に


▲ページトップ