「悠希くんとの生活はどう？」
「どうって別に普通だよ。兄弟ができた感じ？ご飯の時は一緒だけど後はほとんどお互い部屋にいるし。」
「そうなんだ。でもひとつ屋根の下にいる訳でしょ？なんかありそうじゃない？悠希くんかっこいいし。」
「何もないよ。本当普通だよ。」
学食で茅乃と梨華がお昼を食べていると、
「茅乃〜！！」
悠希がやって来た。
「茅乃入るサークルとか決めた？」
「決めてないけど。」
「梨華ちゃんも？」
「うん。」
「そしたらフットサルサークル入らない？俺こいつと入ろうと思っててさ。女子少ないみたいでさ。女子集めてよって先輩に言われてさ。」
悠希は学部で一緒になった谷本元とフットサルサークルに入ることを決めていた。
「フットサルかぁ。梨華どうする？」
「え〜あたし悠希くんが入るなら入ろうかな。茅乃も入ろうよ。」
「女子は初心者も多いみたいだから。」
「初心者の子もいるなら・・・。」
こうして茅乃と梨華は悠希と元とフットサルサークルに入ることにした。
フットサルサークルに入ったことをきっかけに四人は仲良くなっていく。
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