隣の家に家族が引っ越して来た。
引っ越してきた日の夜12時なんだか隣の家で変な音が聞こえてくる。
まぁ引っ越してきた初日だしな、と 最初は思っていたが次の日も 次の日も 毎日しかもだんだんとうるさくなってっている。
そして5日目の夜。
このうるささに耐えられなくなり 何をしてるんだろうと気になって 僕の部屋の窓から隣の家を見てみたら、
こっちをじっと見ている5歳くらいの男の子が見ていた・・・
隣の家と僕の家との間は
ほんとに狭く、わずか1Μしかない。
目が合い怖くなった 僕はすぐに布団に入った。
次の日、回覧板を隣にもっていく機会があったので
なんで昨日こっちを見ていたのか確かめることにした。
一度 呼び鈴を押しても誰も出てこないので
もう一度押してみた。
すると昨日、目の合った
男の子が出て来た。
一瞬顔が強張ったが 昨日のことを聞いてみた。
すると、男の子は言った。
『お兄ちゃんも一緒に行こうよ。』
右手には血のついたナイフを持っていた。