中学生に上がる頃、私はおかしくなったらしい。 実は中学一年の二学期から二年まで、記憶がない。 高校に上がる頃、私に対する支配が始まった。 父親は家の家事を一切しない。 祖母は昔気質で私を追い詰める。 唯一の救いであるはずの兄はグレて家にいない。 だからこそ、私の心は壊れていった。 今生きているのは弟の存在があるからだ。
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