読みヤスイ小説6

 2009-05-14投稿
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しばらく、前回より時間があいたが

俺は小説が嫌いだ

しかし、いま一冊の小説を読んでいる

タイトルは「読みヤスイ小説」


3章の、女体の神秘を目指して

今は、どうでもいい2章を読み進めている

なぜだか、順番に読んでいかないと

次のページが出てこない

まったくもって、腹の立つ小説だ・・・


(第2章 サフィニアを植えよう!

土と、サフィニアをホームセンターで買ってきてください)


・・・・面倒くさ。


(買ってきてください!!)

「つーかよー。本のくせに、なに偉そうにブツブツ・・」

俺はしょうがなしに、ホームセンターに出向いて

若い女性店員に(多分学生バイトだろう)

「サフィニアの苗と、育てるのに必要な一式ください」

と声をかけた


店員は店の中を案内しながら

いるものを揃えてくれた


レジで、支払いをする時に

「若い男の人がサフィニアを育てるなんて

珍しいですねー」

と、愛想よく言われた。

・・・・俺・・一目惚れしたかもしれない


俺は「イヤ・・・・本に言われ・・イヤ・・母に頼まれたんスよ」と、答えた。

さすがに「本に命令された」

とは、言えないだろう?

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