しばらく、前回より時間があいたが
俺は小説が嫌いだ
しかし、いま一冊の小説を読んでいる
タイトルは「読みヤスイ小説」
3章の、女体の神秘を目指して
今は、どうでもいい2章を読み進めている
なぜだか、順番に読んでいかないと
次のページが出てこない
まったくもって、腹の立つ小説だ・・・
(第2章 サフィニアを植えよう!
土と、サフィニアをホームセンターで買ってきてください)
・・・・面倒くさ。
(買ってきてください!!)
「つーかよー。本のくせに、なに偉そうにブツブツ・・」
俺はしょうがなしに、ホームセンターに出向いて
若い女性店員に(多分学生バイトだろう)
「サフィニアの苗と、育てるのに必要な一式ください」
と声をかけた
店員は店の中を案内しながら
いるものを揃えてくれた
レジで、支払いをする時に
「若い男の人がサフィニアを育てるなんて
珍しいですねー」
と、愛想よく言われた。
・・・・俺・・一目惚れしたかもしれない
俺は「イヤ・・・・本に言われ・・イヤ・・母に頼まれたんスよ」と、答えた。
さすがに「本に命令された」
とは、言えないだろう?