麻美は抵抗し続けたが、自分でも力がなくなっていくのを感じていた。
「先生、もう諦めなよ。 別に痛くしないからさぁ‥」
山田は麻美に覆い被さると両手を押さえつけ、唇を重ね強引にキスをしてきた。
「ちょ、ちょっと先生やめろって。」
麻美は山田のガタイのいい身体を力いっぱい押し上げたが、びくともしなかった。
「可愛いね先生。 吉田卓也もおそらく先生の裸を想像して‥」
(お、俺は‥たしかにしてるけど。)
山田は身体を密着させ、擦り付けてきた。
「んっ?」
気が付けば山田はズボンとパンツを脱いでいた。
(山田のヤツ‥正気か?マジでやめろって。)
麻美はすでに力尽きていた。もうされるがままに山田に抱かれていた。
しばらく山田は麻美と繋がっていて、最後は麻美の太股に射精した。
(ちょっと、山田‥すげぇ体験させてくれるじゃねぇか。 気持ちよかった‥)
山田は麻美から離れると
満足気に
「気持ちよかったよ、先生。 最高だったよ。」
麻美は助手席でぐったりなって、眠りについてしまった。
カーテンから差し込む朝日、気が付けば麻美は自宅のマンションの部屋のベッドに横になっていた。
しかもパジャマに着替えていた。
「ここはどこだよ? それに今何時だよ?」
麻美になった卓也はベッドに寝そべりながら辺りを見渡した。
どうやら麻美の部屋には間違いないだろう。
時間朝の9時を過ぎていた。
「ヤバい、遅刻だよ!」
慌てふためいた卓也は急いで部屋を出ようと靴を履いた。
玄関まで行った卓也は
「そっか、俺は中学校に行かなくていいんだ。 それより山田のヤツ、ちゃん送ってくれたんだ‥」
部屋に戻った卓也はじっくり部屋の中を物色し始めた。
「へぇ、先生こういう部屋に住んでるんだぁ。」
麻美は一人暮らしで1DKの部屋に住んでいた。
「先生らしく教育に関する本ばかりだな。」
卓也はそれより兼ねてから麻美先生になって色々イタズラしたいと妄想を抱いていた。
「先生には悪いけど今日は色々やってみようっと。」
タンスの中から麻美の下着や服を着せ替え人形のようにあれこれ試着してみた。