ノンフィクションの愛の結末?

 2006-07-15投稿
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2人がトイレから出ると…

そこには翔たちがいた。


『翔…?!何でここに…』
「何で…って、待ち合わせ場所はここだろ?」
『そうだけど、何で入り口にいないでトイレの前にいるの?!』
「入り口にいたら誰かの馬鹿でかい声が聞こえたからな。」


心は顔から血の気が引くのが自分でも分かった。

{もし、翔にあの話を聞かれてたら…?}

『………。盗み聞きしてない?』
「そこまで聞こえてねぇよ」

{よかったぁ♪♪}

いつの間にか、考えていたことが言葉になっていたらしく、翔が返事した。

「俺に聞かれたらまずい話し?(笑)」
『ち、違うもん!!翔のバカぁ!!』
「どうでもいいけど、他の人が暇そうだよ?(笑)」
『あっ…。ごめぇん!!瞳、この人が翔だよ♪♪えっと、翔。こっちが瞳だからよろしくね。』
「よろしく」

翔が愛想笑いをした。

{愛想なんか振り撒いちゃって…}

心は少し嫉妬した。理由は分からないけれど、心の知らない顔をした翔がいることが許せなかった。

「じゃあ、次は俺らの番だな。こっちが蒼だよ。」

蒼は心より背が低く、愛想もなく無口。なのに部長をやっているから驚きだ。(翔たちはみんなテニス部)

「それからこっちが昭幸」

そして、心が昭幸を見たその時…


続く…



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