『動き出した・・・すべてが』
私・・・馬鹿だよ・・・。
関係のない私が、首突っ込んで
無理やり昔の事話させたりして・・・・。
ホント・・・・何やってるんだろう・・・・。
ただ・・・旬の傍にいたくて、旬の昔の事、
私が、知らない昔の旬のこと知りたいって・・・・
それなのに・・・・自分で聞いた事なのに・・・・
聞かないほうが良かったって・・・後悔してる・・・。
私は、旬に電話をかけた。
ピッ・・
通話ボタンを押すとき・・・一瞬ためらった・・・。
でも・・・・本当のこと・・・・最後まで聞きたいの。
あの後・・・・その子とは・・・どうして・・・・別れたのか。
慎くんの話では上手くいかなかったって言ってた。
でも・・・・実際は・・・?
浮気してでも付き合いたかったのに・・・そんなのおかしい・・。
そして旬が電話に出た。
旬『・・・憂・・・?』
憂「旬・・・会って・・・話がしたいの・・・・。」
旬『・・・分かった・・・いつもの公園で待ってる。』
憂「うん。」
私は電話を切って家を出た。
本当はこのときから分かってたのかも・・・・
旬に・・・・全部聞いたらココで・・・全部終わっちゃうんじゃない かって・・・・。
でも・・・・それでもいい・・・・
私・・・もう・・・待ってるだけなんて嫌なの・・・。