『終わりは・・・何処・・・』
待ち合わせの公園に行った時、もう旬はそこにいた。
憂「旬・・・・。」
旬「・・・・憂・・・。」
私はベンチに座ってる旬の隣に座った。
旬「・・・・。」
憂「・・・全部・・聞いたの・・。慎くんから・・・。」
旬「・・・そっか・・・。」
憂「それで・・・全部話して欲しい・・・・。」
旬「・・・何を・・・・?」
憂「本当は・・・どうしてその・・・浮気した人と別れたの?」
旬「・・・亜季の事?」
亜季さん・・・って言うんだ・・・・・。
旬「俺は・・・・本気だったよ・・・。」
憂「え?」
旬「亜季は可唯しか見えてなかったけど・・・。」
憂「・・・・じゃあどうして浮気・・・したの?」
旬「亜季が俺に色々相談してたんだよ。可唯との事。
アイツ、亜季と付き合う前はすっげぇ女遊び激しくて、
それで亜季は今でも続いてるんじゃないかって心配してて。」
憂「・・・・。」
旬「俺、そんときから亜季の事好きで、亜季が俺に泣いてすがっ
てきた事があるんだよ。そん時にもう我慢できなくなって、
亜季に自分の気持ち伝えた。利用されてもいいって。」
憂「・・・・。」
旬「で・・・可唯にばれて・・・亜季もそれと同時に
俺から離れていった。可唯にばれて、突き放されて。」
旬「亜季は・・・・自殺した・・・・。」