ギャラクシーラリー85

フェイ  2009-05-19投稿
閲覧数[449] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「それと…」言いにくそうにタカヤマ刑事は口ごもった。

ああ、やっぱり逮捕されるのか…。でも後悔はない。自分達のした事に誇りを持っている。クミは覚悟した。

「何か私達は法に触れましたか?」ナミエがエレガントに訊いた。

「いえ…そうではないんです…何と言うか…。歌、素晴らしかったです。あの場に居られた事を誇りに思います。それで…その…サインをしていただけませんか?」

タカヤマが、はにかみながら言った。

「あ、ズルいぞ!タカ!それなら俺だって」ユウジが言った。

「ちょっと先輩達!失礼ですよ。職権濫用ですよ」トオルが止める。

「オレはずっとクミちゃんファンなんだよ!お前にこの気持ちがわかるか?」タカヤマが叫ぶ。

「オレだってアユのファンだって言っただろ!」ユウジが言った。

「いやいや、先輩達、オレの方がナミエに癒されてますって!」

三人の刑事が、もめ出した。

三人の歌姫達が声を出して笑った。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 フェイ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
☆激カワでダイエット☆
!2800円で美脚に!


▲ページトップ