「春ー!!早く行かないと
遅刻するよー!」
「分かってるよ!
今から出るとこっ」
俺の名前は
赤城 春(あかぎ はる)
今日は七星高校の入学式。
ズバリ俺の入学式だ。
そして、さっき俺を
呼んだのは秋姉。
赤城 秋(あかぎ あき)
高校生3年生だ。
親は仕事でいないから
秋姉が世話を
してくれている。
「お兄ちゃん
私も一緒に行くーっ」
んで今のが妹の夏。
赤城 夏(あかぎ 夏)
俺が言うのもアレだが
夏は少しブラコンだ。
ちなみに中学3年生だ。
「いってきます」
「いってきま〜すっ」
俺と夏は出発した。
七星高校は
中・高一環なので
夏と一緒に学校に行く。
秋姉は俺達と
少し遅れて出発する。
「春ーっ!!遅ーい」
家を出てすぐに
恵里がいた。
桃村 恵里(ももむら えり)
恵里は俺の幼なじみだ。
「遅いって
まだ7時半だろ!?」
「えっ!?私が家を出た時は
8時だったよ」
「おいおい
恵里ん家の時計
壊れてんじゃねぇのか?」
「相変わらず
恵里お姉ちゃんって
面白いね」
恵里は頬を
赤らめた。
「早く行こっ!」
恵里は照れた感じで
言った。
「そうだな」
「うん」
そうして僕達の
高校生活はスタートした。