結局、ビリになったのは瞳だった。そしてビリ2は心。
「男女混合なんだから負けてもしかたないよね!!」
瞳が強がった。
『そうだよ!!』
ビリ2の心もなんだか悔しくて反論したが、
「負け惜しみ?(笑)」
そう言ってからかってきたのは、昭幸だった。
「『違うも〜ん!!」』
瞳と心が声を揃えた。その後に[冗談だよ]、と言って笑った昭幸に目がくぎづけになって心は目が離せなかった…。
{昭幸…。}
心はなぜか昭幸の名前を心の中で連呼してた。
そして、ボーリングも終えて暇になった一行は<マンガ喫茶>へと行った。
すると…、
「心。心!!」
一冊読み終わり本棚に漫画を戻してる心を別の本棚の陰から昭幸が呼び止めたのだ。
続く…