2.団結
轟刑部「女神は安野 丈 を選ばれた人間って言って甦らせた!しかも安野 丈 は変な能力を身に付けているよ!」
臨「…な、なんて恐ろしい事を…元々、我々は少し変わった能力を発揮する事が出来ます!その中でも皆(カイ)…いや女神は、ずば抜けて凄かったのです。
見る見る内に能力が強くなり…やがて能力に支配されてしまったのです!黒づくめの3人も普通の人間では有りません!きっと女神が能力を使って何かしているのでしょ…」
轟刑部「それよりも、これから、どーするんだ?…なにか良い策は有るのか?それに俺はアンタ方を全部、信用してる訳じゃないぜ!」
香「良く言うわよ!先っきまで裏切っていたのは誰よ!」
伊井 香 は皮肉を込めて轟刑部に言った。
轟刑部はシュンとして無言で伊井 香 に深々と頭を下げた…
臨「まぁまぁ許して上げて下さいよ!誰も人間は欲望に心を奪われるものですよ。
それより伊井さん、そのディスクを渡して貰えませんか?…」
臨はディスクを取ろうと手を伸ばした…
しかし伊井 香 は強く拒んだ!
それを見た轟刑部と牧刑事は伊井 香 の前に立ち塞いだ!
臨「分かりました!今は団結を固めたいので仲間同士の争い事は止めましょ。
しかし…そのディスクを持っている伊井さんが1番狙われます…伊井は戦いに参戦するのですか?…」
香「今更、引けないわよ!それに私は安野さんを助けるわ!」
伊井 香 の目には凛とした闘志が宿っていた!
臨「しかし…連中は普通の人間では有りません!…」
轟刑部「だから、なにか良い策は有るのかって聞いてるんだよ!それに彼女を守るのがアンタ達だろ!」
臨「分かりました!とにかくイガミ合うのは止めましょ…目的は女神を滅ぼす事ですから!」
牧刑事「ところで女神は、どんな能力を使うのですか?」