「ねぇってば」
「ちょ、無視!?」
「このイタイケな美少女を無視しちゃうわけ?」
「いい度胸じゃない?気に入ったわ。あなたを私の彼女にしてあげる」
「え、て、おい。いつまで無視ですかー。オカマ口調にも[彼女]発言もスルーですかー」
「なんでだよう〜、無視しないでってばあ、愛しの…」
「いよかんちゃーん!」
「でこぽんですけど」
「………でこぽんちゃああん!」
「はぁ、いい加減うざい。自分のうざさに自覚ありますかあ?あなたが呼吸するたびに地球はよごれていくんですよー。ほら、お願い、息止めて。手伝ってあげるから。あなた一人のおかげで地球の寿命に影響がでてくれるのよ。首しめてあげよっか…って首ないわね。じゃあ水に入ろうか。ねっ、オレンジくんっ………そして一生出てくんな」
「で、でこぽんちゃ…」
「ぎゃあ、ちょ、でこ、…ぶくぶくぶく…」
こうして
いつものように
果実たちはあなた方の
食卓へと運ばれて
行くのです。