「ねえ」

ちえり  2009-05-24投稿
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「ねぇってば」





「ちょ、無視!?」


「このイタイケな美少女を無視しちゃうわけ?」


「いい度胸じゃない?気に入ったわ。あなたを私の彼女にしてあげる」





「え、て、おい。いつまで無視ですかー。オカマ口調にも[彼女]発言もスルーですかー」




「なんでだよう〜、無視しないでってばあ、愛しの…」













「いよかんちゃーん!」
「でこぽんですけど」


「………でこぽんちゃああん!」





「はぁ、いい加減うざい。自分のうざさに自覚ありますかあ?あなたが呼吸するたびに地球はよごれていくんですよー。ほら、お願い、息止めて。手伝ってあげるから。あなた一人のおかげで地球の寿命に影響がでてくれるのよ。首しめてあげよっか…って首ないわね。じゃあ水に入ろうか。ねっ、オレンジくんっ………そして一生出てくんな」




「で、でこぽんちゃ…」







「ぎゃあ、ちょ、でこ、…ぶくぶくぶく…」











こうして
いつものように
果実たちはあなた方の
食卓へと運ばれて
行くのです。



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