今日の一時間目は自習だった。センコーは誰もいない。俺はまじめに睡眠学習をすることにした。 『お〜い、そんなに寝てると牛になるよー』 葵が声をかけてきた。 『うるせぇな。勉強のじゃますんな』 『勉強してないじゃん』そう言うと葵は自分の机に戻っていった。 『葵、よく真次君と話せるね』 俺に聞こえない程度に市原唯が言った…が、完璧に聞こえる。 『もしかして、真次君のことが好きなの?』 唯が言った。
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