だけど先生は我に帰って
｢…な〜んてな!!｣
笑ってタッキーは言った。
さっきのが冗談でも嬉しかった！
｢…未希？｣
｢っあ！うん…｡｣
…未希。
｢ごめんね｡未希｣
｢っえ!?何が？｣
私は罪悪感に襲われた｡どうして私だけ喜んでるの？
｢だって…未希もタッキーが好きなんでしょ｡｣
未希は首を…横に振った｡
｢そんなわけ無いじゃん!!｣
｢…なら良かった！｣
私は涙をこらえた｡未希の優しさに涙が出そうになった。
授業も終わり家に帰った。
｢おかえり〜｣
｢…ただいま｡｣
私のお姉ちゃん！私はお姉ちゃんが大好きだ!!だから分かったいつもよりテンションが高い！
｢どうしたの？｣
お姉ちゃんはニッコリ笑って
｢彼氏できた！｣
…っえ!?
だってお姉ちゃんの好きな人って…。
｢タッキー？｣
私はお姉ちゃんと同じ塾に通ってる!!この前お姉ちゃんは確か
『私タッキーが好き…｡』
そんなことを言ってた。
｢…うん｡｣
私は｢おめでとう｣と言い残し直ぐに部屋へ向かった
部屋では…泣いた､泣いて泣いて泣きまくった…｡
…でももっと嫌なことが起こっていた。
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