バタフラィ††

幻蝶  2006-07-16投稿
閲覧数[831] 良い投票[0] 悪い投票[0]

街はクリスマス一色になった。学校も暖房を入れてくれて、暖かくなった教室から寒い廊下に出た蝶子は将吾に呼び止められた。
将吾「「秋山!!」」
蝶子「「何??」」
将吾「「ちょっと…来て。」」蝶子はなんとなく何が起こるか感ずいたが逃げる理由もなく、従うことにした。
かなり冷え込むベランダに出た2人は正面から向かい合うかたちになった。
蝶子「「寒いね〜。で、どうしたの??」」
将吾「「ごめんな、呼び出して。でもどうしても伝えたくて…俺…」」
こんな寒いのに顔を真っ赤にした将吾は決心したように言った。
将吾「「俺、秋山のことが好きなんだ。付き合って下さい!!」」
予想が当たったような、でも驚いたような気がした。蝶子「「あ、えっと…よく考えさせて…ください…」」
蝶子は駆け出して教室に戻った。
麻実「「あ!!蝶子〜☆どこ行ってたの!?」」
蝶子「「し…将吾に…告られた!!」」
麻実「「へぇ〜!!将吾もついにかぁ☆で、どうすんの??」」
聞くの早っ!!と思った蝶子だったが久しぶりの告白で本気で動転していた。
蝶子「「将吾は…なんでも話せる男友達だったから…よくわかんない…」」
((ほんとにどうしよう…(泣)でも、彼氏に見れないってことはハッキリと断るべきだよね!!))
告白から2日後、蝶子は将吾を呼び出した。
蝶子「「あのね…考えたんだけど、将吾とは友達でいたいから…ごめんね。」」
将吾「「そっか…こっちも急にあんなこと言って悪かったし…じゃ、またな。」」
蝶子「「うん…。」」

それから2人はあまり話さなくなり、周りもわけを知っていたから何も言わなかった。


ーーー続く†††



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 幻蝶 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
人気カラコン送料無料
ポイント20倍で激安!


▲ページトップ