「徹(とおる)学校行きたくねぇし」
「うるさいわバカ兄貴」
「まぁまぁ、双子なんだしそうゆうかたいこといわないでくれよ」
「ええ〜い、とっとと支度してこい」
「んじゃ一緒にいこうぜ徹」
「ああ、いいよ」
「そういえばさ〜、ちょっとしたことなんだけどさ」
「ん?どうした兄貴?」
「おまえ好きな子ができたんだってな」
「どうしてそんなこといきなり聞くんだよ兄貴」
「ふ〜ん、でいるの?」
「いるわけないし、いみわかんないし」
「ならいいや、学校にいこうではないか」
「あぁ〜腹減ったな猛(たける)」
「よしでも食堂行くか徹」
「あのさ徹、お前の兄貴ってさなんであんなにケンカ強いのなんであんなに頭いいだよ」
「まったくだ猛あのバカ兄が勉強してるとこみたことないしな」
どん
「きゃっ」
いた?誰だよ?
「すいませんでした、ちょっと考え事していて」
「いや、たいしたことはないので」
「それでは失礼します徹さん」
「え?なんで俺の名前を」
「ふふ、制服についていますよ」
ぼ〜
「かわいかったな〜」
「目覚ませ徹?」
「うお?バカ兄こんなことでなにしてる」