keep your smile 11

ピーチピンク  2009-05-29投稿
閲覧数[555] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「あ、あの、もしよかったらこれ味見してほしいんだけど…。いいかな?…」

昼休みのチャイムがに鳴り、拓人が席を立たないうちに即行で拓人の席に行き、お弁当を差し出した…。

「え、なんで?」

「あたし、毎日自分でお弁当作ってて、今日ご飯多く炊いちゃって、おかずも多く作っちゃって、で藤木君、いつも買いに
行ってるの思い出して2個作っちゃった…。で、感想聞かせてほしいんだけど…」

必死になってお弁当を食べてもらう口実を、勢いにまかせてまくし立てていた。

「…いいよ」

「ありがとう!」

美優は少し安堵した。が、拓人の表情が相変わらずクールでちょっとだけ戸惑っているようにも見受けられ、少し強引だったような気がして拓人の気持ちが気になった。

昼休み中、いつものメンバーで食事をしていても会話は上の空で、拓人の事が気になっていた。


i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ピーチピンク 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ