〜カリスマ〜

ワイズ  2009-05-30投稿
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ミカはドラマ撮影の出待ちの時間を少し持て余していた。共演者やスタッフの人たちとも話をすることもなく 独り、物思いに耽ていた。 濱田ミカ まだ18になったばかりの この物語の主人公である。
彼女は幼い頃から芸能界に憧れ その中でも女優になりたいと強く思い続けてきた。 様々なオーディションなどを経て 脇役などではあったが 少しずつ、ドラマや映画などの仕事もこなせる様になり 周囲の人々からも 順調なスタートを切ったかに思われていた。 しかし、彼女にはまだ 漠然とした感情ではあったが なぜか割り切れない思いが心の中にあったのだ。 (何だろう?この気持ちは。せっかく こうやって ドラマや映画の仕事も貰えて ようやく女優になるって夢も叶ってきてるっていうのに… 何かが自分の中で 違うって思ってしまう…)
それでも 彼女は 最近は仕事も増えてきたし 少し疲れてるのだろうと その感情を押し殺すように自分に言い聞かせていた。
現在 撮影が続けられているドラマは 男女5人の若者たちが繰り広げる恋愛青春ものなのだが その撮影中 ミカが自分の中の曖昧な感情に ハッキリと気付く瞬間が訪れた。

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