keep your smile 12

ピーチピンク  2009-05-30投稿
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昼休みも終わりに差し掛かったころ、拓人が弁当箱を返しにきた。

「ありがとう。うまかったよ」

「え、本当に!!藤木君のお口に合うか心配だった」

美優はほっとしながら嬉しそうに言った。

「あのね、もしよかったら明日から毎日作ってきてもいいかな…?」

拓人は一瞬戸惑いの表情を見せた。

「悪いけど、そーゆーの迷惑なんだ」

拓人はその一言を言い終えると去って言った。

(メーワク!?)

美優は呆然としながら、その言葉を反芻していたが、始業のチャイムが鳴り、急いで拓人のお弁当箱を鞄にしまった。


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