急に訪れた不安
誰かのそばにいたくて、暗闇で手を取った
温もりはないのに、なぜか落ち着いて
私はそれを離すことができない
言葉交わす事のない世界
なのに逆に心安らいだ
普通という普通でない言葉を並べるよりも
今はただ、目を閉じ見つめていたい
心探る事なく
イメージ作る事なく
理由もなく
…ふと目が覚めた。
不安と言う名の記憶も消えて
穏やかな風が抜けていった
何かを持ち去るように