俺たちの夏 ?

ジェスター  2009-05-31投稿
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中村と清水は話していた。
「ウチのチームは抑えられる投手がいないよな?」
「はい。なかなか良い選手なんですけれど、相手のレベルが上がると簡単に打たれてしまいます。」
「そうか。誰か良い選手はいないかな。」
「………。」
「ひらめいた?お前投げてみないか?」
「えっ。僕ですか?」
「お前なら肩も良いし何よりその素晴らしい野球センスがあれば良い投手になれると思うんだが…どうだ?」
「でも、今投げてる人はどうなるんですか?」
「そんなの後から考えるに決まってんだろ?」
「じゃあもし僕がダメだったらどうするんですか?」
「他のやつを育てる。」
「……。わかりました。そんなに言うんだったらやりますよ。」
「おぉーやってくれるか。」
「はい。そのかわり…」
「そのかわり…?」
「やるからにはエースになって甲子園行きますから。指導よろしくお願いします。」
「わかった。厳しいぞ?」「そんなのわかってますよ」
「よしっ始めるか。」
「はい?」
中村の投手人生が始まった。



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