ある日、春斗と未来が有栖に話かけている所を愛香は見てしまった。教室に入りづらくなり、教室の前で立ち止まっていた。その様子を見ていた加奈が愛香の所へ行った。
加奈「どうしたの?」
愛香「本当に有栖のこと好きなのかな。やっぱり、カレンの言うとおりなのかな。」
加奈「そうだよ。相手だって信じてなかったんだよ。」
愛香は好きな人をとられたと思い、信じるのをやめてカレンの方に戻った。
カレン「もう戻らないんじゃなかったのか?」
愛香「裏切られたんだ。」
愛香は凜のことだけは信じてみることにした。カレンは本人の前では素直になれないけど、他の人に違う人のことを話す時は素直に話せる人であった。
三人は春斗達の所へ行った。二人は有栖と愛香の性格が似てると思った。加奈はこんなことを言った。
加奈「有栖、未来が好きだって。」
有栖は驚いていた。
未来「好きじゃねぇし。」
春斗と未来には好きな人がいた。
九人はそれぞれ変わってしまい、ばらばらになってしまうとは思ってもいなかった。こんなに気持ちが変わってしまうとは……
つづく