ひまわりが急に三人を呼び出した。凜と星と果穂に話をした。
雛「有栖のことなんだけど、好きなのはわかるけど、守ってるだけに感じる。」ひまわり「自分の意見とか言えてない気がする。それって、本当の友達じゃないと思う。」
三人は二人の言ってることが正しいと思っていた。言われる前まではそれでいいと思っていたけど、初めて二人に言われて、それじゃいけないんだって思いはじめていた。そして、凜と果穂は有栖から離れて二人で行動するようになった。カレンは凜なら裏切らないと信じ、仲間として受け入れることにした。2週間くらいになって、カレンと凜と愛香と加奈と果穂と雛とひまわりは凄く仲良くなっていたけど、雛とひまわりはあまり仲に入れていなくて、行動する時は別行動になっていた。二人はもっと仲に入りたいと思っていたけど、中々声をかけることが出来ないでいた。それに気付いていた有栖と星は二人に話かけてみた。
星「最近あの三人といないね。」
ひまわり「仲に入れないから、離れたの。」
この四人で仲良くすることになった。四人が仲良くするようになってから、カレンは四人のことを見ていた。
カレン「あの四人、最近仲良くねぇか?」
凜「だね。」
カレン「まぁ、あの二人はもとは二人で仲良くしてて、うちらが入ったって感じだったけどね。」
凜「楽しそうだから、いんじゃない。」
カレンと凜が凄く仲良くしていて、愛香はカレンを取られたと思っている。その反対で果穂も同じ気持ちでいた。二人は孤独を感じていた。加奈は四人の中に入れるように頑張っていた。こんな日々が続いた。この状態のまま、夏休みに入ってしまった。
突然、カレンから愛香へ電話がかかってきた。
カレン「夏休み明けのテストのことなんだけど…」
勉強なんてする気もなかったカレンが、凜と仲良くしてから『テスト頑張らないと!』と言っていた。カレンがだんだん離れていく気がして嫌だった。果穂も同じ気持ちだった。
カレンからの電話の内容は、四人で凜の家に泊まって勉強会をしようって言う話だった……
つづく