あなたいろ
あたしの心は
あなたいろでした
決してきれいな
想いばかりじゃなかった
ただ純粋にすべてを
あなたに捧げたいと
思っていたあの頃
いつしかその想いは
あなたを繋ぎ止めるための
手段になってた
あなたは優しい人だから
いつもあたしが嫌がると
自分抑えてくれてたね
いつも優しさに触れてた
覚えてますか
二人で自転車こいで走った
あの河原 家までの道
あたしは今でも
鮮明に思い出せるよ
未来の話もたくさんしたね
最初は信じられなかったけど
いつの間にか信じられた
未だにあたしはどうして
あんなことしたのかわからない
でも、もう思い出にできたから
もう振り向かないから
空はもう夏色に染まるけど
あたしの心は
いつまで経っても
あなたいろ