スタアの恋 TRINITY〜ARATA〜 15話No.1

MIZUKI@VENUS.T  2009-05-31投稿
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15話『二人の行方…。』

今日は両家へご挨拶の日。


お天気に恵まれて私は気分も晴れ晴れとしていた。


今はアラタの車で神奈川県へ向かっている。


始めはアラタのご実家へ…。



アラタ『いずみ緊張してる?』


いずみ『するよー!初めてだもん。』


アラタ『かっわいーい。そんなに緊張しなくていいよ。
愉快なファミリーだから。』


そう言ってもらえると助かるかな。



そして実家へ到着…。



アラタのお父様とお母様は私の私情を知って驚いていた。


母『あの、うちの息子で大丈夫なんでしょうか?
財閥のご令嬢とお付き合いしていて、ましてや結婚を前提にだなんて…。』


アラタ『無理を承知で付き合ってるよ。反対されるのもわかってる。
それでも認めてもらえるまで俺は諦めない。』


いずみ『私もアラタさんと同じ気持ちです。
何としてもお父様を説得させます。』


アラタのお父様は固い口を開いた。



父『これは、一筋縄ではいかないぞ!
気持ちだけではどーする事も出来ないこともある。
家と家の問題なんだ。いずみさんは本当にアラタでいいんですか?
お家の事は考えての事ですか?』


いずみ『…………。』



私、お父様が今言ったひとことに戸惑った。それは…、



いずみ『後継ぎ、いわゆる婿養子ってことですよね?』


お父様は無言でうなづいた。


不覚にも私はアラタに後継ぎの話しをしていなかった。



結局…不安を残したまま今回は帰ることになってしまった。


お母様は、


母『私は応援するわ。だってこんなに可愛いくて気立てのいいお嫁さんなら文句なしよ。
何か私でお役に立てる事があったら遠慮なく言ってね。
いつもアラタを支えてくれてありがとう。』


と話していた。心から嬉しかった。



アラタ『いずみ、頑張ろうな。』


いずみ『うん。素敵な家族だね!』


続く…。



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