そしてその日から
香との連絡が途絶えた…
「なんでだ…？」
携帯を見ながら俺は
混乱していた
香との連絡が途絶えて
一週間が経とうとしていた
俺なんか悪い事したか？
毎日来ていた香からの
メール…
今は俺から送っても無視
電話もかけても出ないし
分からない
考えれば考えるほど
分からない!!
はっ!!まさか…
うじうじした俺が嫌で
連絡取りたくないとか？
俺の頭には
マッチョな男と香が
腕を組んで歩く姿を
想像してしまった
「うわ〜!!!!嫌だイヤだ!!香っ!!!!」
――――――――
―――――…
信也が勝手な想像を膨らませている頃香は
「クシュンッ
うぁ〜やっぱ屋上なんかでご飯食べるもんじゃないなぁ…寒いや」
〜♪〜♪
香の携帯が鳴った
メール受信中の画面
画面には信也と書かれている
携帯をじっと見てため息をつく香
「どうしよう…怒ってるよね 信也
ずっと無視してるし」
今信也に会ったら
好きだと言ってしまいそうでも…でも怖い
信也は私の事知らない
本当の私
知られたく無い
嫌われたくない
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