【雄二は愛に言わずにはいられなかった…】
『佐山君…。』
『あっ…社長おはようございます…。』
社長は…なぜだか翠の顔を直視しようとしなかった…。翠も…それに気付いていた…。
『今日で終わりか…。』
『はい…。』
『昨日…妻を抱いた…。』
『!?』
『今までご苦労様…最後の仕事頑張ってくれたまえ…。』
『……ありがとうございます。』
翠は…鞄を持ちタクシーへ乗り込んだ…。
『社長が…奥さんを抱いた…。』
続