あなたを見てたい2

えんちゃん  2009-06-02投稿
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何となく一緒に帰ったりたまにマックで食べたりたまに手をつなぐ位の関係が一か月位続いて胸がモヤモヤしてきた。私達の関係って何なんだろう?そんなある日同じクラスの女の子が声をかけてきた。目立たないけどかわいい子だ。前に美優が目立たない男子人気ナンバーワンだって言ってたの思い出した。でもしゃべった事ないのにどうしたんだろ?
「前から聞きたかったんだけど清水さんって佐藤君と付き合ってるの?」
その言葉でピンときた…この子佐藤君が好きなんだ。「私達別に付き合ってないよ。」
「本当に!」
彼女の顔がピンク色に変わるのがわかった。代わりに私の心にグレーの雲が広がる様な不安な気持ちになった。その後何となく会話をしたけど内容は覚えてない。
「あの子なんて名前だっけ」
クラスメイトの名前も覚えてないなんてなにやってたんだろう。もう6月だって言うのに自分の周りの事しか見えてなかったな…佐藤君の事も何となくズルズルと自分が今佐藤君の事本当に好きなのかあんまり考えず佐藤君の気持ちも考えない様にしてた…だって勘違いから始まったからきっと本当の事をしったらきっと佐藤君はあの子を誘う様になるんだろうな…
今日一緒に帰るの憂鬱だな…
「美優今日買い物行かない?」
「いいけど佐藤君と帰らないの?」「うん。なんか今日は買い物に行きたい気分なんだ」佐藤君に帰れない事を伝えて美優と久し振りに買い物に行った。
「女の友情なんてこんなもんよね!彼が出来たらたまにしか出かけてくれないだから!」「彼じゃないもん!」
自然と目から涙が滲んできた。
「はぁ?毎日帰ってて付き合ってないわけないじゃん!」
「だって、付き合ってとか好きとか言われてないもん!」
「未亜は言ったの?」
「私はまだ好きだかわかんないもん。」
「未亜は佐藤君の事好きだよ。親友の私が言うんだから間違いない。」「でも、あの廊下側の一番前の席の子も佐藤君の事好きなんだよ!」
「えっ!小野ちゃん佐藤君の事好きなんだ!っていうか名前覚えなよ!」
「本当に周りが見えてなかった事にきずいたよ。」
「自分も見えてなかったんでしょ!」
「うん。」
「美優に話聞いてもらってよかった。佐藤君の事好きになってく事きずいてたのに不安で認めたくなかったんだ…」
「じゃあちゃんと好きって言ってちゃんと告白しな!」
「わかった…」

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