毎日、冷凍食品を食べていた幼少期。
やたら些細なことで親に殴られ蹴られた。
学校でも僕に対するイジメが始まった。
居場所がどこにもなかった。ひとり布団の中で泣く日々。
必死で勉強して、誰も知ってる人がいない高校に進もうとした。
それを知った親は猛反対した。
努力は無駄なんだと、そのとき知った。自分自身ではどうにもできないことがある。
それから努力はしないようになった。
大学に行ったが、友達できない勉強ついていけない。普通の人ならそこで頑張るのかもしれない。
僕はそれん拒んだ。
そしてあっさり退学。
その後、職を転々とした。過去の虚しさで押し潰されそうだ。
完全に暗い自分が完成していた。
はしゃいで元気な奴がムカついた。嫉妬なのかもしれない。
なぜ、こんなに酷い目にあいながら、そして堪えながら生きてきたのに報われないのだろう?
神様なんかいない。
今でも過去の辛さを思い出すと手が震える。
死にたい気持ちでいっぱいになる。将来なんかどうでもよくなってくる。
でも、死なない。死ねない理由があるのかも知れない。
だって……
ここで死んだら今までの自分可愛そうじゃん。
過去の自分、今、僕は頑張ってますよ。
死んだら負け。まだ負けてませんよ。
毎日カギをを持って出かけます。
片方の手には「成功」の鍵。もう片方には「失敗」の鍵。
僕は今日も「成功」の鍵を握りしめ、出かけます。
ここで負けたら過去の自分に顔見せできないじゃん。
僕は今日も戦ってます。