とあるクリスマスの日、誰もが寝静まったころ、少女はひとり部屋で寝息をたてていた。
すると忽然として見知らぬ男が部屋に現れた。
男は鼻息荒くして少女の顔を覗き込み、少女が寝ていることを確かめると、不気味な笑みを浮かべた。
男は持っていた大きな袋から何かを取出し、少女の頭の近くに置いて、声を殺して笑った。
すると少女が突然目を覚まし、目を擦った。
男は突然のことに驚き、すぐさま少女に気付かれないように部屋出ていった。
少女は眠気眼で部屋を見渡すと、頭上にある巨大な物体に気付いた。
「あーッ!くまのぬいぐるみ!!」