…生と死…5

まこ  2009-06-05投稿
閲覧数[451] 良い投票[0] 悪い投票[0]

…いじめ…

ジリジリジリジリジリジリジリジリ……1個目

またかよ…時間は7:00今日もまた、目覚ましが鳴る…

ピ・ピ・ピ・ピ……
ピピピピピピピピピピピピ…2個目
(うるさーい!早く止めろよ!!!あ゛〜もう!)
「起きて!りえ目覚ましなってるよ。止めるよ!。」
「………ZZZ」
どんな神経をしているのだろう…?

♪〜♪♪♪〜♪♪〜〜♪今度はPHSからDisneyの曲が流れる…3個目
「あ…もしもし……?今起きた…うん。大丈夫…」

毎日親が電話をかけて来てくれているらしい…。
私には理解できなかった。親に頼れない自分と親に頼る彼女とは考え方も生活もそりゃ違う…。

だが毎日となると流石に私もイライラした。

ジリリリリ……寮の電話が鳴った…
母からの電話だった。
「あんたは…2か月たってもいっこうに連絡も無しに!…………」
久々の母の声は懐かしさと嬉しさがあった。

りえも、もしかしたらこんな気持ちで電話しているのかも…。

「聞いてるの?帰って来なくても良いから、連絡はしなさいよ。」
「はいはい…」
「はいは一回でしょ!………じゃあ、連絡するんだよ!!!」
ガチャ

久々の電話は優しい言葉より怒られた…(笑)
不思議と元気がでた。

りえの事も私が理解しよう…とそういう考えをするように努力した…

だが現実は…
嫌がらせの連続だった…
学校に行く靴がない…?よく見るとゴミ袋に入れてあり…靴の中には沢山のゴミが居れられていた。

洗濯したばかりの服が勝手に出され…洗濯機の後ろに捨てられていた。

シャンプーのなかにコンディショナーがいれられ使い物にならなくなっていたり…

生活も社会も孤独を感じていた……

社会の目は冷たい物です。人は見た目で判断します………ギャルだから…?
看護師なのに…と言われるかも知れない。
でも、こんな私の事を理解してくれる人が居るから私は頑張れるんです。
「変るなよ!まこはまこのままで良いんだよ。そんなまこが好きで友達やってるんだから…!」

友達の言葉に涙が止まらなかった…
私は毎日寮に帰るのが怖くなっていた……。
帰ったら何かされているかも知れない…という不安感に悩まされていた………

〜続く〜

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 まこ 」さんの小説

もっと見る

その他の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ