LOVE SONG -?-

SAYAKA  2006-07-17投稿
閲覧数[307] 良い投票[0] 悪い投票[0]



─それからと言うもの、優也とは友達以上・恋人未満の関係が続いた。


優也と神崎さんが一緒にいる光景は、もう普通な事である。

初めは皆信じられない様子だったが、今では「お似合い」とまで言われている。

こちら側としては、少々胸が痛むが………



…でもある日、チャンスは飛び込んできた。

優也が神崎さんと喧嘩をした。
結構、深刻らしい。


「どーすんの?」

「んー…」

「女の子は謝ってほしいの!!」

「でも…こっちにもプライドってもんがあるじゃん!?」

「そんなもん捨てろ」

「無理!」

「即答かよ…」


優也は頑固だ。
だから、なかなか自分から謝る事もない。


「もう俺、終わりだわー…」

「は!?何言ってんの?…好きなんでしょ?」

「好き………多分。」

「なんで多分なの?」








「………お前がいるから。」



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 SAYAKA 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ